秋になると、暑さが落ち着いて外出や散歩をする機会も増えてきます。一方で、ちょっとした段差や道路の凹凸につまずいたり、足元がふらついたりすることもあります。
転倒は、「脚の筋力が弱くなったから」というだけではありません。足指をしっかり使う力や、足首を動かす柔軟性、ふくらはぎの筋力、そして身体のバランスを保つ力など、さまざまな要素が関係しています。
そこで今回は、椅子に座ってできるものから、立って行うものまで、無理なく取り組める「転倒予防体操」をご紹介します。
毎日少しずつ足元を動かして、歩くときに「しっかり踏ん張れる」「つまずきにくい」身体を目指しましょう。
① つま先・かかと上げ

- 椅子の背もたれなどにつかまって立つ
- つま先立ち→ゆっくり戻す
- 次に、つま先を上げてかかと立ち
- それぞれ10回程度
- ふくらはぎやすね周りを動かして、足元の安定感を高めます
② 足指グーパー体操

- 椅子に座って足を床につける
- 足の指を「グー」と握る
- 次に「パー」と大きく広げる
- 10回程度繰り返す
- 足指を使う力を養い、歩くときの踏ん張りにつなげます
③ 座ったまま足踏み

- 椅子に浅めに座る
- 左右の足を交互にゆっくり上げ下げ
- 20~30回程度
- 余裕があれば、腕も一緒に振る
- 脚を上げる力を保ち、つまずき予防にも役立ちます
④ 片足立ち

- 椅子や壁の近くで行う
- 片足を少し浮かせ、5~10秒キープ
- 左右それぞれ2~3回
- 無理をせず、必ず支えを用意して行います
⑤ 足首ぐるぐる体操

- 椅子に座り、片足を少し浮かせる
- 足首をゆっくり大きく回す
- 内回し・外回しをそれぞれ5~10回
- 足首を動かしやすくして、歩行時の安定につなげます
まとめ
転倒を予防するためには、脚全体の筋力だけでなく、足指や足首、ふくらはぎなど、足元をバランスよく動かすことが大切です。
「転ばないように」と意識するだけではなく、普段から少しずつ身体を動かしておくことで、歩くときの安定感にもつながります。
今回ご紹介した体操は、テレビを見ながら、ちょっとした休憩時間などにも取り入れやすいものばかりです。
無理をせず、自分のできる範囲から始めてみましょう。
「足元がしっかりすると、歩くことがもっと安心に。」
毎日の小さな運動を習慣にして、秋の外出や散歩を元気に楽しみましょう。

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